メンズヘルス基礎

AGA治療薬(フィナステリド)でEDになる?性機能への影響を論文で検証【2026年最新】

2026.07.25 約18分で読めます
AGA治療薬(フィナステリド)でEDになる?性機能への影響を論文で検証【2026年最新】
3行でいうと
  • 性機能の副作用はゼロではないが、多数派でもない。
  • 日本人3,177人の記録では性欲低下の報告は0.25%。
  • 説明の受け方だけで報告率が3倍変わった試験もある。
  • 怖いなら我慢せず、飲む前に医師に数値で相談する。
MYTH CHECK / 神話検証

「フィナステリドを飲むと不能になる」。「一度なったら一生治らない」。薄毛治療に踏み出せない男性の多くが、この不安を抱えています。この記事では、勃起・性欲・元気・精子の4つに分けて、実在する論文の数字を並べます。

この記事は一般的な健康情報です。診断・治療や特定商品の効能を目的とするものではありません。服用の開始・中止は必ず医師と相談してください。
根拠レベルの見方: 確度 高=メタ分析(いくつもの研究をまとめて一つの結論を出す方法)/ 確度 中=RCT(くじ引きで2つのグループに分けて比べる、いちばん信頼できる試験)/ 確度 関連=観察研究 / 確度 参考=本人の申告にもとづく調査

フィナステリドって何の薬?

フィナステリドって何の薬?

AGA(男性型脱毛症)の飲み薬です。体の中でDHTという男性ホルモンが作られるのを抑えます。性機能の話がついて回るのは、このDHTが勃起や性欲にも関わっているからです。

しくみは3段階です。まずテストステロン(代表的な男性ホルモン)がある。次に5α還元酵素がそれをDHTに作り変える。DHTは毛根を細らせる側の主役です。フィナステリドはこの2段目を止めます。

つまり「毛根に悪さをする材料を減らす薬」です。ただし同じ材料は、性欲や勃起の側でも使われています。だから理屈のうえでは、性機能に影響が出る人がいてもおかしくない。ここがすべての出発点です。

フィナステリドが止めている場所
① テストステロン(材料)
② 5α還元酵素が作り変える ← ここを止める
③ DHT(毛根を細らせる側の主役)

DHTは減る。減らすことで毛根への負担を抑える、という考え方の薬。同じDHTは性欲や勃起にも関わる。確度 関連

DHT(ジヒドロテストステロン)とは
テストステロンから作られる、より強い男性ホルモン。毛根に対しては細らせる方向に働きます。前立腺や性欲にも関わります。

毛根に関わる仕組みと、性機能に関わる仕組みは、同じ材料を使っている。

だから「性機能の話が出る薬」なのは事実。問題はどれくらいの人に起きるか。

本当に「必ず不能になる」の?

本当に「必ず不能になる」の?

いいえ。多くの人は性機能を保ったまま使えています。ただしゼロでもありません。数字で見ると、飲んでいない人との差はあります。

2019年のメタ分析は、二重盲検(本人にも担当医にも、どちらを飲んだか分からないようにする方法)で行われた15件の試験、合計4,495人をまとめました。5α還元酵素を抑える薬を飲んだ群では、性機能の不調の報告が1.57倍でした。フィナステリドだけに絞ると1.66倍(95%信頼区間 1.20〜2.30)です。確度 高

ここで「1.66倍」の読み方が大事です。これは「もとの割合の1.66倍になる」という意味です。もとの割合が小さければ、増える人数も小さくなります。倍率だけを見ると実態より大きく感じます。

日本のデータを見ると、その「もとの割合」がわかります。3,177人の日本人男性に1mgを使った記録では、何らかの副作用が報告されたのは0.7%(23人)でした。性欲低下は0.25%(8人)です。確度 関連

0.7%
日本人3,177人で何らかの副作用が報告された割合(Sato 2012・1mg)
0.25%
同じ記録のうち、性欲低下として報告された割合(8人)
1.66倍
15試験4,495人のメタ分析での、性機能の不調の報告のされやすさ(Lee 2019)

数字が研究ごとに違う理由は3つです。用量(AGAは1mg、前立腺の治療は5mg)。対象の年齢。そして、副作用をどう聞き取ったか。3つ目は後半で詳しく見ます。

「必ず不能になる」は、数字の裏づけがない。

日本人1mgの記録では性欲低下の報告は0.25%。ただし0ではないので、心配なら飲む前に医師に伝えておく。

勃起の硬さはどうなるの?

勃起の硬さはどうなるの?

多くの人で変わりません。一部で硬さや持続が落ちたという報告があります。割合は用量と対象によって大きく変わります。

AGA目的で1mgを飲む男性を、IIEF(勃起の状態を点数にする国際的な質問票)で調べた研究では、多くの人で点数は保たれていました。確度 関連 一方、前立腺肥大の治療で5mgを1年飲んだ男性では、EDの報告が9.6%という数字が出ています。確度 中

研究 用量と対象 勃起について報告されたこと
Tosti 2004 1mg/AGAの男性 多くでIIEFの点数は保たれた
Mondaini 2007 5mg/前立腺肥大の男性・1年 説明なし群でEDの報告 9.6%
Lee 2019(メタ分析) 15試験・4,495人 性機能の不調の報告が1.66倍

同じ薬でも1mgと5mgでは話が違います。ネットで見かける怖い数字の多くは、5mgの前立腺データか、症状を訴えている人だけを集めた調査です。自分が飲む用量の研究を選んで読む。これだけで見え方がかなり変わります。

勃起が落ちる原因は薬以外にもたくさんあります。血圧・血糖・喫煙・睡眠・不安。詳しくはEDの本当の原因と勃起の仕組みにまとめました。

1mgのAGA用量では、勃起の点数は多くで保たれたという報告がある。

怖い数字の多くは5mgのデータ。自分が飲むmgの研究を見るのが先。

性欲は落ちるの?

性欲は落ちるの?

落ちたと報告する人はいます。ただし割合は小さめです。そして「聞かれ方」で数字が動く項目でもあります。

日本人3,177人の記録では、性欲低下の報告は0.25%でした。前立腺肥大の男性に5mgを使った試験では、副作用の説明を受けなかった群で7.7%、受けた群で23.6%です。確度 中 同じ薬・同じ期間で、3倍の開きが出ました。

2016年のメタ分析も、5α還元酵素を抑える薬で性機能に関する訴えが増える傾向を報告しています。確度 高 増えること自体は、複数の研究で一致しています。

性欲が落ちる理由は薬だけではない
睡眠不足、仕事のストレス、うつ、体重の増加、飲酒。どれも性欲を下げる方向に働きます。薬を始めた時期と、生活が変わった時期が重なることも多いので、切り分けが必要です。→ 性欲が落ちる原因

切り分け方はシンプルです。飲み始める前の状態をメモしておく。数字にしておけば、あとで医師に伝えられます。

性欲低下の報告は日本人1mgで0.25%。ただし聞かれ方で3倍動く項目。

飲む前の状態をメモしておくと、変化を医師に数字で相談できる。

だるさや元気にも響くの?

だるさや元気にも響くの?

だるさや日中の元気を主な物差しにした、質の高い試験は見当たりません。2026年時点で存在するのは、気分についての大規模データです。ここは正直に書きます。

カナダの66歳以上の男性93,197人を追った調査では、5α還元酵素を抑える薬を飲み始めてからの18か月間で、うつと診断される割合が1.94倍でした。自傷は1.88倍です。自殺は増えていませんでした(0.88倍で、偶然では説明しにくい差とは言えない水準)。確度 関連

数字の意味を足します。うつの増え方は、10万人が1年過ごしたときに237人ぶんの上乗せでした。割合にすると0.24%程度です。倍率は大きく見えますが、絶対数は小さい。ただし小さいからといって、当たった人にとって軽い話ではありません。

項目 わかっていること
日中の元気・スタミナ これを主要な物差しにした試験は見当たらない
気分(うつ) 開始から18か月で1.94倍(66歳以上・93,197人)
疲労感 症状を訴える人の調査には出てくるが、頻度は不明

ここで押さえたいのは、測っている物差しの違いです。上の調査が数えたのは「うつと診断された人」です。「夕方まで体力が持たない」という日常の感覚は、別の物差しです。前者で差が出たことは、後者の答えにはなっていません。

そして、だるさの原因は他に山ほどあります。睡眠時無呼吸、鉄不足、甲状腺、血糖の乱高下。どれも血液検査や睡眠検査で確かめられます。薬のせいだと決める前に、測れるものを測る。順番はこちらが先です。→ 40代・50代の疲れやすさ

元気やスタミナを直接測った試験は見当たらない。あるのは気分のデータ。

だるさは鉄・甲状腺・睡眠でも起きる。まず検査で測ってから薬を疑う。

精子や妊活への影響は?

精子や妊活への影響は?

精子の数や動きが少し落ちたという報告があります。やめると戻った例も報告されています。妊活中の人はここを知っておく価値があります。

健康な男性99人を、5mg・0.5mg(別の同系薬)・プラセボ(見た目は同じで中身が入っていない偽物)の3群に分けて1年間観察した試験があります。26週の時点で、フィナステリド群の総精子数は開始前より34.3%減っていました。動きのある精子の割合は6〜12%の低下です。形については変化がありませんでした。中止後にはおおむね戻っています。確度 中

もう一つ、実際に妊活で受診した男性のデータがあります。1mgを平均57か月飲んでいた27人が服用をやめたところ、2〜3か月後の精子数は平均で11.6倍になりました。精子数が非常に少なかった人のうち57%が、基準とされる1mLあたり1,500万個を超えるところまで回復しています。確度 関連

研究 条件 結果
Amory 2007 健康な男性99人・5mg・1年 26週で総精子数 −34.3%/中止後に回復
Samplaski 2013 妊活受診の27人・1mg・平均57か月 中止2〜3か月で精子数が平均11.6倍

注意点が2つあります。1つ目は用量です。34.3%は5mgの数字で、AGAの1mgが同じとは限りません。2つ目は人数です。27人は少なく、もともと妊活で困っていた人たちでした。

妊活を考えているなら、話は単純です。飲んでいることを不妊治療の担当医に伝える。そして精液検査で今の数字を出す。推測で悩むより、1回の検査のほうが早く答えが出ます。

精子の数と動きが下がったという報告があり、やめると戻った例もある。

妊活中なら推測せず、精液検査で今の数字を出して医師と決める。

「思い込み」はどれくらい混じる?

「思い込み」はどれくらい混じる?

かなり混じります。同じ薬を同じ期間飲んでも、副作用の説明を受けたかどうかで報告率が約3倍変わった試験があります。これをノセボ効果と呼びます。

前立腺肥大の男性120人を2つの群に分けた試験です。両群とも同じ5mgを1年飲みました。違いは、性機能の副作用について事前に説明を受けたかどうかだけです。

報告された症状 説明なし群 説明あり群
ED 9.6% 30.9%
性欲の低下 7.7% 23.6%
射精の異常 5.7% 16.3%
💡 誤解しないでほしいこと
これは「副作用は気のせい」という話ではありません。不安が強いと、体の小さな変化に注意が向きます。向いた先の変化は、実際に本人が体験しているものです。薬の作用と、注意の向き方。その両方が混ざっているのが実態です。

実用的な結論はこうです。体験談を大量に読んでから飲み始めるのは、たぶん一番よくない入り方です。情報は量ではなく質で選ぶ。自分の用量と年齢の話に絞って医師と話す。それが不安そのものを減らします。

説明の受け方だけで、副作用の報告率が約3倍変わった試験がある。

気のせいという意味ではない。体験談を読み漁るより、自分のmgの話を医師とする。

やめても治らないって本当?

やめても治らないって本当?

そう報告している人はいます。ただし、どれくらいの割合で起きるかも、薬が原因かどうかも、2026年時点で決着していません。ここは白黒つけずに両方を並べます。

「続いた」と報告する側のデータから見ます。薄毛治療で使ったあと症状が3か月以上続いたと訴える男性71人の調査では、94%が性欲の低下、92%がEDを挙げました。症状の持続は平均40か月以上で、20%は6年を超えていました。確度 参考 別の調査でも、性機能・気分・思考の複数領域にまたがる訴えが報告されています。確度 参考

この調査の限界も書きます。参加者は、症状を訴えている人の中から集められました。問題がなかった人は最初から入っていません。だから「71人中94%」は、飲んだ人全体の割合ではありません。ここを取り違えると数字が独り歩きします。

「94%が性欲低下」は、症状を訴えた人だけを集めた中での割合。

飲んだ人全体の話ではない。ここを読み違えると数字が独り歩きする。

反対側のデータも出ました。前立腺がんの予防試験に参加した男性を、その後20年分の医療記録で追った解析です。合計267,983人年という規模になります。この薬に関係するとされる22の症状を調べましたが、飲んだ群と飲まなかった群で、偶然では説明しにくい差はどれにも出ませんでした。確度 中

この解析にも限界があります。使ったのは5mgで、参加者は55歳以上でした。そして医療記録は「病院で診断名がついたもの」しか拾えません。受診しなかった不調は数に入りません。

論点 2026年時点でわかっていること
中止後も続く症状 訴えは存在する(性欲低下・ED・射精の異常・気分の落ち込み)
頻度 どのくらいの人に起こるかは不明
因果関係 大規模な追跡では差が出ず、議論が続いている
規制側の対応 FDAは2012年、中止後も続きうる性的有害事象を添付文書に記載

訴えは実在し、大規模な追跡では差が出ていない。決着はしていない。

だから自己判断で続けない。おかしいと感じた時点で医師に相談する。

不安とどう付き合う?

やることは4つだけです。飲む前に自分の状態を数字にする。心配は隠さず医師に言う。体験談ではなく自分の用量の話をする。そして、勃起の土台になる生活習慣を切り分けておく。

📝 飲む前に記録
朝の反応、週の回数、だるさの度合い。3項目で十分です。
🩺 心配は先に言う
用量の調整や、塗るタイプの選択肢を検討できます。
🚫 自己中断しない
やめる判断も医師と。個人輸入の薬を足すのは危険です。
🩸 測れるものは測る
血糖・血圧・鉄・甲状腺。だるさもEDも原因が重なります。

薄毛と性機能は、どちらか一方を諦める話ではありません。用量の調整、塗るタイプへの変更、開始時期をずらす。選択肢は複数あります。AGAを扱う医師にとって、性機能の不安は毎日聞いている相談です。遠慮は要りません。

30秒・無料セルフチェック

あなたの「活力タイプ」を、生活習慣から診断

10問に答えるだけ。いまのあなたの活力タイプと、毎日で不足しがちな栄養の傾向がわかります。タイプに合った続け方はLINEでお届け。
※医療的な診断ではなく、栄養補給の一般情報としてのセルフチェックです。


無料で活力タイプを診断する →

そもそも「男性ホルモンが多いと薄毛になる」という理解も、正確ではありません。テストステロンと薄毛の神話で整理しています。

飲む前に3項目メモする。これだけで相談の質が変わる。

朝の反応、週の回数、だるさ。変化を数字で医師に渡せる。

よくある質問(FAQ)

**Q. 飲んだら、みんなEDになるのですか?**
A. いいえ。日本人3,177人の記録では、性欲低下の報告は0.25%でした。ただしゼロではありません。心配なら飲む前に医師へ伝えてください。

**Q. 副作用が怖くて始められません。**
A. 説明の受け方だけで報告率が3倍変わった試験があります。体験談を読み漁るより、自分の用量と年齢の話を医師とするほうが有効です。

**Q. やめれば戻りますか?**
A. 多くは中止で改善するとされます。一部に続いたという訴えもあり、頻度と因果は決着していません。異変を感じたら自己判断せず相談してください。

**Q. 妊活中でも飲めますか?**
A. 精子の数や動きが下がったという報告があります。やめて戻った例もあります。妊活中なら担当医に伝え、精液検査で今の数字を確認してください。

**Q. ED治療薬と一緒に飲めますか?**
A. 医師の判断で併用されることはあります。必ず相談してください。個人輸入の薬を自己判断で組み合わせるのは危険です。

迷ったときの共通の答えは「自己判断せず、数字を持って医師へ」。

勃起も性欲も妊活も、測ってから決めるほうが早い。

まとめ

「必ず不能になる」も「一生治らない」も、2026年時点の数字とは合っていません。日本人1mgの記録では性欲低下の報告は0.25%でした。一方で、症状を訴える人が実在することも事実です。

決着していない部分は、決着していないと書くのが誠実だと考えます。だから読者にできることは1つです。飲む前に自分の数字を持ち、変化を医師に渡す。勃起も、性欲も、日中の元気も、妊活も、測れば話が早くなります。

数字で見ると、報告される割合は思われているほど高くない。

ただし人によっては起きる。だから測ってから、医師と決める。

参考文献

  1. Tosti A, et al. (2004) “Evaluation of sexual function with an international index of erectile function in subjects taking finasteride for androgenetic alopecia.” J Am Acad Dermatol 51(5):686-687. PMID: 15262698 — AGAでフィナステリドを服用する男性の多くで、IIEFによる性機能の点数は保たれていた。
  2. Sato A, Takeda A. (2012) “Evaluation of efficacy and safety of finasteride 1 mg in 3177 Japanese men with androgenetic alopecia.” J Dermatol 39(1):27-32. PMID: 21980923 — 日本人3,177人で副作用の報告は0.7%(23人)、性欲低下は0.25%(8人)。
  3. Lee S, et al. (2019) “Adverse Sexual Effects of Treatment with Finasteride or Dutasteride for Male Androgenetic Alopecia: A Systematic Review and Meta-analysis.” Acta Derm Venereol 99(1):12-17. PMID: 30206635 — 15試験4,495人。性機能障害の相対リスクは全体1.57、フィナステリド1.66(95%CI 1.20-2.30)。
  4. Liu L, et al. (2016) “Effect of 5α-Reductase Inhibitors on Sexual Function: A Meta-Analysis and Systematic Review of Randomized Controlled Trials.” J Sex Med 13(9):1297-1310. PMID: 27475241 — 5α還元酵素阻害薬と性機能に関する無作為化試験のメタ分析。
  5. Mondaini N, et al. (2007) “Finasteride 5 mg and sexual side effects: how many of these are related to a nocebo phenomenon?” J Sex Med 4(6):1708-1712. PMID: 17655657 — 前立腺肥大の男性120人。副作用の説明なし群/あり群で、ED 9.6%/30.9%、性欲低下 7.7%/23.6%、射精障害 5.7%/16.3%。
  6. Amory JK, et al. (2007) “The effect of 5α-reductase inhibition with dutasteride and finasteride on semen parameters and serum hormones in healthy men.” J Clin Endocrinol Metab 92(5):1659-1665. DOI: 10.1210/jc.2006-2203 — 健康な男性99人・1年。26週でフィナステリド群の総精子数−34.3%、運動率−6〜12%、形態は不変。中止後に回復。
  7. Samplaski MK, et al. (2013) “Finasteride use in the male infertility population: effects on semen and hormone parameters.” Fertil Steril 100(6):1542-1546. PMID: 24012200 — 1mgを平均57か月服用した27人。中止2〜3か月後に精子数が平均11.6倍。
  8. Welk B, et al. (2017) “Association of Suicidality and Depression With 5α-Reductase Inhibitors.” JAMA Intern Med 177(5):683-691. PMID: 28319231 — 66歳以上93,197人。開始18か月間のうつHR 1.94、自傷HR 1.88、自殺は有意差なし(HR 0.88)。
  9. Irwig MS, Kolukula S. (2011) “Persistent sexual side effects of finasteride for male pattern hair loss.” J Sex Med 8(6):1747-1753. PMID: 21418145 — 症状を訴える男性71人。94%が性欲低下、92%がED。持続は平均40か月以上、20%は6年超。
  10. Ganzer CA, et al. (2015) “Persistent sexual, emotional, and cognitive impairment post-finasteride: a survey of men reporting symptoms.” Am J Mens Health. PMID: 24928450 — 中止後も性機能・気分・思考の複数領域で訴えが続いたとする調査。
  11. Irwig MS. (2012) “Persistent sexual side effects of finasteride: could they be permanent?” J Sex Med 9(11):2927-2932. PMID: 22789024 — 一部で長期に持続する可能性を提起(頻度・因果は議論中)。
  12. Chiriacò G, et al. (2016) “Characteristics of Men Who Report Persistent Sexual Symptoms After Finasteride Use for Hair Loss.” Andrology. PMID: 27662439 — 持続症状を訴える男性の特徴を分析。
  13. Till C, Tangen CM, Goodman P, Unger JM, Thompson IM Jr, et al. (2026) “No Evidence of Post-Finasteride Syndrome in 267,983 Person-Years Follow-up in the Prostate Cancer Prevention Trial.” Urology. PMID: 42628582 — 前立腺がん予防試験の参加者を医療記録で長期追跡。PFSに関連するとされる22条件で、群間に有意差なし。
男ラボ編集部
男ラボ編集部

査読付き論文・公的機関の一次情報にもとづき、薬機法を遵守して制作しています。数値はすべて原著論文で確認し、撤回論文は使用しません。

MEMBERS ONLY
彼女を「本気でイカせる」男になる。

中イキ・潮吹き・持続力——彼女が本当にトぶ実践テクニックは、査読論文で裏取りして会員制サロン「ペニスラボ」で。ここでは書けない、生々しい"やり方"まで会員限定で全部。

続きを見る(2週間無料) →
RELATED